ED治療薬を安く買える個人輸入代行サイトをオススメしない3つの理由

【理由1】すべて自己責任

まず個人輸入は個人間でのやりとりになりますので、｢入金したのに商品が届かない｣｢注文した商品と違う｣などのトラブル対応が困難です。

保証がありませんので、全て自己責任となります。

リスク回避のために個人輸入代行業者を使うという人もいるかも知れませんが、業者は商品の品質を保証するのではなく、あくまで購入手続きの代行を行うだけですので責任をとらせることはできません。

さらに気をつけたいのが、個人輸入で手に入れた医薬品やサプリメントは国の救済措置の対象外という点です。

国内での流通・使用が認可された医薬品は副作用が起きた際に｢医療品副作用被害救済制度｣によって救済措置を受けることが出来ます。

具体的には治療にかかる費用の補償などがあります。

しかし個人輸入品は国内での販売が認可されていない商品ですので、万が一健康被害を受けたとしても国からの救済措置はありません。

かなりリスキーだと言えるでしょう。

【理由2】返金やキャンセルはできない

個人輸入代行サービスのサイトごとに違いはあるものの、基本的にはクーリングオフや商品の発送後のキャンセルはできません。

細かな規定については利用規約に書いてあるものの、気づきにくいため後からトラブルになることも多いです。

【理由3】健康被害のリスクが高い

国外で販売されている医薬品やサプリメント、ジェネリック医薬品は日本では販売が認められない成分が使われてることが多く、健康被害のリスクがあります。

例えばバイアグラを安く買いたいからといって、個人輸入で買うとします。

購入自体はできますが、そもそもバイアグラを使っても自分は問題ない体か医師がチェックしていないため服用することで深刻な副作用が起きる可能性があります。

バイアグラがまだ国内で認可されていなかった時代に、命に関わる事故が多発したのは医師のチェックを受けないで服用した人が多かったためとみられています。

さらに深刻なのが偽薬の可能性があるという点です。

人気の高いED治療薬はインターネットで流通している商品の約6割が偽造品だったという衝撃的な調査結果もあります。

見た目を似せただけの単なるビタミン剤をED治療薬と偽るだけではなく、中には農薬や工業製品を加工した物など中身が全くの別物もあります。

パッケージに記載された通りの中身であるという保証はどこにもありません。

いくら安くても、誰がどんな風に加工したかはっきりしないものを命がけで飲むのは割に合わないですよね。

誇大広告が過ぎてないか

｢飲み続けると一ヶ月でペニスが○○㎝になった｣などの表記については、国内の法律では厳しい制限があります。

あまりにもオーバーに効果を謳うサイトの場合、法規を無視した誇大広告の疑いが強いです。

謳い文句よりも実際にどんな成分がどれくらい含まれているかを確認しましょう。

ED治療薬の成分が使われてないか

シルデナフィルなどED治療薬に使用される成分は確かに効果はありますが、使用する量については医師の診断がなければ逆に健康被害をもたらすおそれもあります。

認可を受けていない偽造品の恐れもありますので避けるべきでしょう。

具体的には「タダラフィル」「シルデナフィル」「バルデナフィル」がED治療薬の有効成分で、副作用のない漢方成分として「ヨヒンビン」「イカリソウ」「ゴオウ」などがあります。

これらの成分が入ってるものは間違いなく医薬品に分類され、副作用の危険性が少なからずあるため避けたいところです。

料金が日本円かどうか

個人輸入代行サイトでは価格は固定ではなく為替の影響を受けます。

時価やドルなど日本円以外の表記がある商品は個人輸入代行サービスによる商品である可能性が高いです。